会社ホームページの中には、キーワード広告と呼ばれるリスティング広告を掲載しているものがたくさんあります。
お客様が検索エンジンでキーワード検索をした場合、キーワード広告を掲載している企業の場合には検索結果の最初のページに表示される可能性がアップするため、ケースバイケースでは大きな宣伝効果につながりますし、
その企業の商品やサービスを知らないユーザーを集客することも可能です。
しかし、検索エンジンを利用して商品やサービスを探すお客様にとっては、こうした広告や宣伝活動は「ただの広告」として無視されてしまうことが多く、コストをかけてまで行う意味があるかどうかは疑問視されています。
無計画にホームページをリスティング広告に出しても売り上げは伸びない
また、こうした広告を載せることで集客効果を実感できると、他の宣伝や集客のための努力を行わなくなってしまうことも多くなり、常に広告をリスティングしていなければ売り上げにつながらない悪循環に陥ってしまうことも考えられます。
リスティングするにはコストがかかりますし、売り上げにつながらない場合でも広告掲載料はかかりますから、場合によっては利益が大幅に目減りするだけでなく、損失になってしまう可能性もあることは理解しておきましょう。
さらに、こうした広告を掲載するには広告代理店が関係しますが、できるだけインターネットのユーザーを意図する方向へ誘導しようとホームページをデザインすることが多いものです。
すると、ユーザーは特にそのページに興味や関心を持っているわけではなくても、押せるボタンが一つしかないのでとりあえず押して先に進んでみるなど、実際に購買につながるお客様を掴みにくいというデメリットも考えなければいけません。
会社ホームページにこうしたキーワード広告を利用する方法は、ビジネス戦略的には決して間違っている方法ではありません。
しかし、戦略なく闇雲にリスティングするだけでは意味がありませんし、決してビジネスチャンスに結びつくホームページにはなりにくいものです。
手軽で便利なこうした広告は,宣伝の一つに踏まえ、それ以外の広報活動も怠らないことが、上手に活用してホームページで効率的に集客するためのコツと言えるでしょう。あらゆる方向からアプローチすることが大切です。