WEBやホームページ作成に関して専門的な知識や技術を持たない中小企業のオーナーにとって、自社のホームページ作成を考えた場合には2つの選択肢があります。専門業者に委託する場合と、自社で作成する場合です。
業者へ委託すると費用が数十万円単位でかかってしまうことが多いので、コストを低く抑えたい場合にはホームページ作成用のソフトを購入して自作することになるわけですが、
わざわざ有料のソフトを購入しなくても、ネットで見つけたりフリーダウンロードできるようなソフトを利用したほうが、価格を低く抑えられると考える人は少なくありません。
無料のソフトを使ってホームページを作成することは、WEBやホームページのソース記述などに関する知識や技術があれば、それも十分に可能です。
無料が故に高度な技術が要求される
しかし、まったくの初心者にとっては、無料で利用できるソフトでは、なかなかカッコいいページを作ることができないというデメリットがあります。
まず、費用をかけずに利用できるソフトには高度な技術を要する機能がついていない場合が多いものです。お金をかけずに使えるというメリットはあるものの、ビジネスで有効に活用できる申し込みフォームなどの機能が搭載できなかったり、
サーバーへアップロードする際には自分でソースを記述しなければいけないなど、ある程度の知識と技術が求められることが少なくありません。
有料のソフトを使う場合には、そうした機能も搭載されているので、専門的な知識がない初心者でも簡単にサーバーに作成したホームページをアップロードできるのですが、無料の場合には自分で作業しなければいけない範囲が広くなったり、手間や労力がかかることがデメリットと言えるでしょう。
有料のソフトと言っても、その価格はピンキリです。ソフトの中には、数年間の更新が補償されているものもありますし、無償で提供されている代わりに購入価格がとてもリーズナブルなソフトもあります。
ソフト購入にかかる費用を出来るだけ抑えたい場合には、補償がついていない無償タイプのものを選ぶのも賢い方法と言えるでしょう。ビジネスに使える機能がついているものを選ぶことで、最終的にかかるコストのトータルを低く抑えることが可能になります。